2022年4月15日

鎮魂のモニュメントの新たな碑文(石碑)が設置されました。

令和4年3月26日、碑文「 鎮魂の碑 ~ 心 ともに生きる ~ 」が設置されました。

この碑文には、事件に対するご遺族の思いが込められています。
私たちは、事件で犠牲になられた19の御霊のご冥福をお祈り続けるとともに、碑文に込められたご遺族の思いを実現するため、これからも利用者お一人おひとりの大切な「心」に寄り添った“当事者目線の支援”に取り組んでまいります。
碑文 「 鎮魂の碑 ~ 心 ともに生きる ~ 」
幸せな日常や何気ない日常がありました。
やさしい心、あたたかい命を、私たちは決して忘れることはありません。

2016年7月26日、午前1時43分頃、津久井やまゆり園において、
極めて差別的かつ身勝手な理由で、障がいのある利用者19人が殺害され、
24人が重軽傷を負う事件が発生し、私たち家族は、この突然の出来事で愛する大切な命を奪われてしまいました。

この碑の前の皆さん、
このようなとても悲しい事件を、もう二度と起こしてはなりません。
命を奪われた19人を忘れないでください。
助け合う社会のすばらしさ、大切さを、もう一度考えてみてください。
誰にでも優しく、誰もが安心して心穏やかに過ごせる社会になることを、
心から皆さんとともに願います。

19の御霊が安らかに眠れますように
2021年7月26日
遺族有志